面談
本日は定休日
久しぶりに、のんびりした朝を迎えた
お昼から父の病院へ
今日は退院するにあたり色々と面談とか打ち合わせとかスケジュールがたくさん
まずは担当医から退院後の治療方針を聞くが、
とても厳しい状態である 余後というのは無いです と、言われる
お父さんがガンの末期、それも余命半年だなんて・・・母はまだ現状を受け入れ難いという感じ
この間から同じ事を何度と無く繰り返し気持ちが浮ついている
看護師から人工肛門の袋の取り外し方を教わる
父とは一緒の暮らしではないけれど緊急時や介護するにあたり知らないより知っている方が良い
3日に一度の交換、今度は土曜日 特別、難しいものではないけれど習うより慣れろって感じ
お風呂場で交換したのでついでに最後は体を洗ってあげる
この交換がスムーズに出来たら退院ですよ
長老!今日のところは85点です
合格点は100点ですからね!って父は孫の様な看護師さんから激を飛ばされる
そして私と母は担当してくださるソーシャルワーカーさんと一緒に医師、看護師、ケアマネージャー、ケアワーカー総勢6名が待っている部屋に案内される
この後の申請でどういう認定をされるのか?
人工肛門を付けるということは身障者3級?になるという事らしい
それによって自宅へ訪問介護師や看護師の要請など、これから検討される
介護用品、用具など住居を見て必要に応じて提案してもらえる
さっそく自宅へ調査にきてくれることとなった
介護も支援と看護とあって父の場合は今まで支援1であった
役所の細々した事は76歳の母には重荷である
これから率先して区役所に足を運んだり介護のシステムを学んだり色々と動かねばならない
打ち合わせが終了して部屋へ戻るが
父の姿が無し
毎週水曜日に開かれる「玄関コンサート」
声楽家の方がピアノ伴奏で歌っていた
1階正面玄関 外来待合の隅っこの最前列にチョコンと座って聴き入る父を見つける
父の後姿に切なさが込みあげて涙目
さくら さくら
早春賦
エーデルワイスなどなど春に相応しい歌10曲ほど披露
最後は「花」を観ている患者さんで歌った
ながめを何に たとふべき~~♪
私も一緒に口ずさんで拍手を送った
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コメント
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お父様の今後の予定がたったようですね。千春ちゃんがおっしゃるとおりに役所にも何度も足を運ばなくてはなりません。
「習うより慣れろ」「動くしかない」って言う事は、その通りですね。前を向いて進むしかないんですよね。
家も同じです。本日、転院先病院がきまりました。病院内相談室の紹介の元にです。週末に転院、転院先で介護認定修正の為の面談等あわただしく過ごす事になります。
やはり前にすすむしかありません。
悩む事、戸惑う事は一人ではありませんよ。分かち合って前へ!前へ!(あれっ!何処かの方が良くおっしゃってますね(^^))で行きましょうね(^^)
投稿: 睦月 | 2010年4月15日 (木) 00時10分
私の母は千春ちゃんのお父さんと同じ病気でしたが、もう33年程前だったから、治療も退院後のケアの事も教えては呉れなかったし、それは当時は当たり前だった。
この様なきめ細かな対応をして貰えれば、家族は安心だね。
と言っても、実際は中々大変だと思うけど、誰かに聞けると云うのは心強い。
そうなのよ・・後姿って、どうしてもこちらの涙を誘わせる物が有るね。
歌を聞くのも、唄うのも良い事なんでしょうね。
「花」良い歌だわ。
投稿: 山百合子 | 2010年4月15日 (木) 10時07分
私も聞いているけど、手続きが結構面倒らしいわね、お母さん一人ではとても大変でしょうね、こう言う事をもっとスムーズにやってもらえる世の中にしてもらわないと、独居老人とか、ウチのように子供と遠く離れて暮らす年寄りは困るよね~!
千春さんがいるから、きっとお母さんも安心しているでしょうね^^
大変だけど、頑張ってね!
投稿: PIE | 2010年4月15日 (木) 14時56分
コメント途中で、変な風になってしまった・・
病院は、立場上、常に最悪の事態を前提として家族に告げるし、それも重ねるように告げられることになり、家族の気持ちは押しつぶされそうだと思います。
でも、事務的なことは片付けていかなくてはならないし。
そんなとき、思いもかけず、第三者の人たちの心遣いにホロリとすることが多いですよね。
ゆだねられる部分は人にゆだねていけるといいけれど。
お父さんの悠然とした姿、お会いしたことないけれど、何となく想像しています。
それにしても、昔から歌い継がれている歌は、言葉が美しいね・・改めて思い返してます。
投稿: ぴとこ | 2010年4月15日 (木) 17時10分
<睦月さん>
あれこれ、睦月さんもご苦労様です。
お母様の介護認定修正、あ~~大変ですね。
父も介護認定を改めてしてもらわないと、それによって在宅介護のサービスやら負担金とか違ってくるし、専門の方から教えていただきながら進めていかねばですね、気が焦りますよ、一度で済めばいいのだろうけれど何回か役所へ行ったりせねばならないでしょうね~~。
<山百合子さん>
本当に専門の方がサポートしてくれるので助かります。
何もわかりませんものね、介護について色々と知らなくてはなりませんね。
こちらから求めていかなくては何も進みませんし知らないで通り過ぎてしまうものですよね~~道を作って行くのが最初、大変ですね。
父も歌っていました、一見、平和そうに・・・そんな後姿を見ているのが悲しかったですね。
<PIEちゃん>
私が全面的に動きたい、母に任せるとイラつく部分もありなので、別所帯なので全面的という訳にも行かずもどかしい所が多々あるんですよ~~~一ヶ月くらい仕事を休んで実家でアレコレ対応したい気分です~~
(;;;´Д`)ゝ
<ぴとこちゃん>
医者から最悪の事態を重ね重ね言われるのよね。。
必ず言葉に初めに残念ながら、残念ながらって何度聞いたことか~~~。
ん~~ついこの間まで・・・経験者ですもんね、そうなんですよね。
これから色々と在宅介護の、いろはをを学んでいきます、そして父が少しでも安らげる環境を作っていかねばって思っています♪
投稿: 千春 | 2010年4月15日 (木) 21時54分